妙蓮寺整骨院
〒222-0023
神奈川県横浜市港北区仲手原
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むちうちとは、交通事故などで急激に身体が前後に大きく揺すられ、衝撃を受けることで首を支える頸椎がムチのようにしなり、ダメージを受けてしまうケガの一種です。
無関係に思える頭痛をはじめ、むちうちが原因で身体に不調が起こることがあります。
たとえば・・・
頸椎捻挫型・・・肩が重い、首の筋肉が痛い
自律神経障害型…肩こり、頭痛、吐き気、耳鳴り
神経根損傷型…腕が痛い
脊椎損傷型・・・手足のまひ
などがあります。
交通事故によって何らかの健康被害がある場合は必ず医療機関を受診しましょう。
むちうちになると、頭痛が数ヶ月続く場合があり、注意が必要です。むちうちから頭痛が起こる原因は詳しくは解明されていませんが、以下のような見解が現在では主流となっています。
脳への血流が悪くなるため
最も有力な説が脳への血液不足です。交通事故などで衝撃を受けると頭が大きく揺さぶられ、首の周りの筋肉や靭帯・関節などが強く引っ張られて頸の血流が悪くなります。首は頭へつながっているので脳への血流も悪くなり、頭痛が起こると考えられています。
首の骨の周りの神経が圧迫されるため
むちうちにより首の骨がずれて周りの神経が圧迫されて頭痛が起こるとも考えられています。神経の圧迫による症状は、どの神経が圧迫されるかで異なります。
髄液の減少との関係
交通事故の衝撃によって髄液が減少することで頭痛が起こる可能性があると考えられています。
むちうちによる頭痛の症状として多いものは、後頭部を中心に頭全体が締めつけられるように痛むことで、脳への血液が不足していることが原因と考えられており、一般的にこのような症状を緊張型頭痛といいます。
毎日のように、しかも一日中鈍い痛みが続くことも特徴です。
また、雨やくもりの日に悪化する傾向があります。これは、気圧が変化することで筋肉が収縮し、血管が圧迫されるためと考えられています。血管が圧迫されると脳への血液の流れが更に悪くなるため、頭痛も悪化すると考えられています。
このように、むちうちには首の痛み以外にも頭痛をはじめとしたいろいろな症状が現れます。吐き気やめまい、腕や手足のしびれなどの症状がでることもあります。これは首の周囲に密集した神経のバランスが事故の衝撃で崩れてしまうためにおこります。この自律神経のバランスがいったん崩れてしまうと首の痛みに印鑑になるばかりか、吐き気やめまいなどさまざまな症状が繰り返され、悪循環になってしまうことがよくあります。
むちうちの治療には以下があります。
① 頸椎固定具の装着
首を固定するカラーを着用して頸への負担を和らげます。首の安静をたもつとおよそ2~3週間で自然に治ることが多いです
② 温熱療法
首や肩の筋肉をあたためることにより痛みを和らげます。
③ マッサージ・運動療法
首や肩の筋肉の緊張をマッサージや運動療法で和らげます。
④ 内服薬や湿布薬
痛みを取り除くための鎮痛剤や筋肉の緊張をほぐすための湿布などを外用します。
温熱療法やマッサージ、内服薬や外用薬との併用とともに、自律神経のバランスを崩さないための努力も必要です。
そのためにはストレスを溜めない、睡眠を十分にとる、姿勢に気をつけて過ごす(首をうなだれないよう心がける、長時間同じ姿勢にならないよう合間にストレッチをする、など)、医師の指導のもとに許可が出てからはむしろ積極的に今まで行っていたスポーツや、適度な運動を行うなど、ご自身の生活に取り込み、気長に治療していく心構えも重要です。
むち打ちによる頭痛は、むち打ちをしてから1週間以内に出始めますが、その後の症状により大きく2つに分けられます。1つは「急性頭痛」で、むち打ちから3カ月以内に治まる頭痛を言います。もう1つは「持続性頭痛」で、3カ月を超えても続く頭痛を言います。いずれの場合もきちんと診断を受けたうえで、治療及び症状にあったリハビリテーションやセルフエクササイズ、ストレッチなどを行う必要があります。まれにむち打ちが原因ではない頭痛があるので、必ず病院で診察を受けましょう。
このように、むち打ちの症状の1つに頭痛がありますが、次にむち打ちの後の治らない頭痛について原因となる病気を紹介します。
① 頭部外傷による硬膜外血腫
交通事故の場合は頭の検査は受けているでしょうが、超急性期には出血を見逃してしまうことがあります。
脳が圧迫されることにより頭痛が続いているということは、ある程度の容積を持った血種だと予想されるので、早めに摘出することが重要です。
② 脳脊髄液減少症
脳は脳脊髄液の中にぷかぷか浮いていて、この脊髄液がどこかの隙間から漏れ出てしまうことで、頭痛やめまい、耳鳴り、身体のだるさなど色々な症状を呈してくるのが脳脊髄液減少症です。
治療はブラッドパッチというものを用いて脳脊髄液の漏出を止めます。
③ 緊張型頭痛
むち打ちの頭痛では首に「カラー」という装具をつけて首を大きく動かさないように軽く固定します。そのため首を動かすための筋肉が凝り固まってしまい、そこを通る血管が血行不良を起こして頭痛をもたらします。そしてこの痛みがストレスとなりむち打ちが治った後も頭を支える筋肉が緊張してしまい頭痛が起きて、というように悪循環に陥ってしまいやすい疾患です。
従ってむち打ちの治療をダラダラと続けるのではなく、ある程度痛みが取れてきたら積極的に動かすようにしましょう。
その際には決して無理をしてはいけません。緊張型頭痛はご自分で対処しうるものです。血流の低下が原因なので、お風呂に入ったり、運動をしたり、マッサージを受けることで血管を拡張させると痛みが解消されていきます。
ストレスを取り去ることも重要です。但し、偏頭痛持ちの方は症状を悪化させてしまうこともあるので注意しましょう。
むち打ちが引き金となって発症する頭痛もありますが、交通事故などのむち打ちに関係なく発症する頭痛もあります。症状が長く続く場合は、自分で判断せずに医療機関を受診してください。
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